鼻ワクチンフルミストはインフルエンザ対策に効果?値段と副作用は?

鼻ワクチンフルミストはインフルエンザ対策に効果?値段と副反応は?鼻ワクチン(フルミスト)は鼻に噴霧するタイプの新しいインフルエンザワクチンとして話題になっています。

在来のインフルエンザ予防接種での注射の様に痛くはありませんのでインフルエンザ対策として希望者が増えています。

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噴霧式生ワクチン フルミスト(鼻ワクチン)とは

フルミストは、2003年にアメリカで承認され、
2011年にヨーロッパでも承認されていますが、
日本ではまだ承認されていないワクチンです。(2013年10月現在)

日本では数年の内に承認されると思います。

鼻に噴射するフルミストは、インフルエンザ生ワクチンです。
これは、弱らせたインフルエンザウイルスを鼻に噴射して、
体がインフルエンザを擬似感染状態にさせて免疫を作らせるワクチンです。

フルミスト(鼻ワクチン)は日本では未認可ですので、
通常のワクチンの保障制度は受けられません。

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フルミスト(鼻ワクチン)と注射(不活化ワクチン)との違いは?

【フルミスト】

  • 対象年齢:2歳~50歳未満
  • 効果の持続:1シーズン
  • 投与方法:鼻の中で噴射
  • 成分:4価(A型2株、B型2株)
  • 摂取回数:1回(過去一回もインフルエンザワクチンを受けていない場合は2回)

【不活化ワクチン】

  • 対象年齢:生後6ヶ月以上
  • 効果の持続:4ヶ月程度
  • 投与方法:注射
  • 成分:3価(A型2株、B型1株)
  • 摂取回数:12歳以下は2回、13歳以上は1回

予防注射とフルミスト(鼻ワクチン)はどちらが効果あるの?

フルミストは、従来の注射での投与ワクチン(不活化ワクチン)の効果である
血液の抗体に加え、ウイルスの侵入口である鼻の免疫も得られる為に、
発病予防効果がより注射よりも高くなっており、
噴霧ですので、痛くありません。

フルミスト(鼻ワクチン)の優れている点

フルミストは鼻粘膜に直接免疫を作ることが出来る。

注射型はインフルエンザが体に侵入することは防げません。

注射をしなくても済む。

インフルエンザワクチン接種時に痛みが無いことは、
特に子供には大切な事です。

インフルエンザ予防接種は、1回でOK。

インフルエンザワクチンを接種した事がある方や
一度でも、インフルエンザにかかった方はフルミストを
一回接種すれば、1シーズン効果があるそうです。

インフルエンザワクチンの有効率が非常に高い。

注射型のインフルエンザワクチンの有効率は通常約30%ですが、
フルミスト接種の症例では、2~5才の小児の場合は80~90%の有効率があるそうです。

インフルエンザは毎年、流行株が異なります。
従来型の注射ワクチンは、その年の予想株を想定して作られており、
予想株と流行株が一致した場合に高い有効率となりますが、
一致しなければ、有効性は低くなります。

結果として、鼻に噴霧するフルミストの方が安定した予防効果が期待できます。

フルミスト(鼻ワクチン)の注意点は?

軽い風邪症状が出る。

鼻の中で擬似的にインフルエンザに掛かった様にして抗体を作る生ワクチンですので、
接種後の数日間は軽い風邪症状(咳・鼻水など)が出ます。

国内で認可されていない。(2013年10月現在)

国内で承認されていませんので、
インフルエンザ予防接種の補助金等は受けられません。

大人は子供と比べて有効性が低い

フルミスト(鼻ワクチン)の副作用について

副作用として最も一般的なものは、
風邪の初期症状である、

  • 鼻水
  • 鼻ずまり
  • 頭痛
  • 発熱

の症状が出ますが、重篤な副作用の報告は無いそうです。

そのほか、頻度は非常にすくないですが、
注射タイプのインフルエンザワクチンと同様に
アレルギー反応などが出る場合があります。

フルミスト摂取の料金は?

2013年10月現在では、フルミストは日本では未認証の為、
各病院にて予約制を取り接種している現状です。

摂取価格については、

5,000円~10,000円の間での価格相場です。

希望される場合は、摂取を受ける病院にて予約状況や
価格の問い合わせを行いましょう。

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