お歳暮のマナーとは?お返しは?贈るのをやめたい場合どうするの?

お歳暮のマナーお歳暮を贈る意味合いや
送ってはいけない物などを
シッカリと把握して、
相手に喜ばれる冬のギフトを送りましょう。

お返しはどうする?
お歳暮を渡すのをやめたい時にはどうすればよいのか?

意外と知らないお歳暮のマナーです。

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お歳暮のマナーとは?

お歳暮の由来は、お正月にご先祖様の霊を迎える御魂祭り(みたままつり)の
お供え物を、暮れの内に嫁いだ人や分家の人達が本家へ持ち寄ると言う週間が始まりと
されています。

この習慣が時を経て、日頃お世話になっている人達に
一年の感謝の気持ちを込めて、年末にギフトを贈る贈り物を
指す様になりました。

最近のお歳暮は、昔からの慣習的な贈答品的な意味合いではなく
大切な人との絆をつなぐ冬のギフトとして贈る様になっています。

お歳暮の贈り方は?

お歳暮は本来、相手先まで出向き直接渡すのが礼儀です。

現在では、百貨店やインターネットからの直送が主流となっています。

そこでお歳暮を相手に感じよく贈るには、

  • 配送の際に挨拶状やカードを添えて贈る
  • 届く頃を見計らって、日頃の感謝や近況を手紙やはがきで送る

相手に対して丁寧さが伝わり、印象が良くなります。

お歳暮で贈ってはいけないものは?

昔から、現金に類するものについてはタブーとされて来ましたが、
現在のお歳暮を贈る意味合いとしての「感謝」として、
ギフトカードやビール券などの金券が使われる様になって来ています。

現在も送ってはいけない物として、

  • 靴・靴下・スリッパなどの直接身につける下着類

目上の人に対して「踏みつける」と言う意味を含んでしまいます。

  • ハサミ・刃物類

相手と「縁」を切る事につながる意味を含んでいます。

  • 筆記用具類

勤勉である事を推奨(強制)する意味を含んでいます。

以上の物を贈るのは避けた方が無難です。

お歳暮は誰に贈る?

現在のお歳暮の意味は「感謝の気持ち」ですので、
感謝したい人に贈れば良いわけです。

一般的には、

  • 離れて暮らしている両親や親戚
  • 勤務先の上司
  • 恩師
  • 仲人や媒酌人(新婚の場合)

に贈る場合が一般的です。

お歳暮を贈る時期や金額などは、過去記事を参考にしてください。

⇒お歳暮時期はいつからいつまで?何を贈る?金額はいくら位?

お歳暮をもらったら、お返しはどうする?

お歳暮は、お世話になった方や取引先に贈るのが一般的ですので、
贈られる側は特にお返しは必要がありません。

礼儀としては、届いてから速やかに

  • 電話で感謝の気持ちを伝える
  • 手紙で感謝の気持ちを伝える

以上が礼儀です。

お返しは必要ないものの、
感謝を伝えるだけでは気がすまない場合や
会社の同僚や友人などの場合は返礼として、

同額程度の御礼の品かお歳暮を送っても、特に問題はありません。
これは、寒中見舞いの場合にも同様です。

贈るのをやめたい人がいるんだけど、どうする?

最近、疎遠になってしまった方などに
お歳暮を贈り続けているのでやめたいのであれば、
その年からキッパリとやめてしまっても構いません。

これは、「日頃の感謝の気持ちを贈る」ものですので、
あなたが、お世話になっていないと思う方に対しては
贈る必要がないからです。

ですが、いきなり贈らなくなると、
「あれ?今年は贈ってこないな」と思われたり、

「お歳暮は、今年で終わりにします。」
などと、相手に言ったら角が立ちます。

一般的にお歳暮をやめる場合は、

お歳暮を贈る年に、お中元を贈った場合には
軽い金額のお歳暮を送ります。

翌年にお中元をやめて、暑中見舞いのはがきに代えて、
お歳暮をやめるのが、一般的な段階です。

時代を経てお歳暮は、絆を深めるアイテムとして
欠かせないものになって来ています。

だからこそ、贈る相手が喜んでくれるような、ギフト選びをしたいですね。

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